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高血圧で頻尿になることがある

年齢を重ねると体のあちこちで様々な不調が現われ始めます。
その一つに頻尿の症状があります。
日本の夜間頻尿の患者数は40歳を過ぎると増える傾向にあります。
80歳代では実に半数以上の人が夜間に3回以上トイレに行く夜間頻尿の症状で生活に支障をきたしています。
頻尿の原因は加齢だけではなく、生活習慣病や過活動膀胱などが原因の可能性もあると考えられています。

夜間頻尿とは、夜間にトイレの為に1回以上目覚め日常生活に支障をきたしている場合を指します。
夜間のトイレの回数が増えると睡眠時間が阻害され、慢性的な睡眠不足の状態に陥り、日中の活動低下や気分の落ち込みにもつながります。
また、高齢の方が夜間に暗い部屋を歩行することで転倒の危険が高まり、骨折などにより長期入院を余儀なくされ歩行困難になってしまうケースもあります。

一般的に、人間の体は夜間にはトイレに行かなくてよい体の仕組みとなっていますが、加齢とともに排尿を抑えるホルモンの分泌量が減り尿量を調節できなくなるほか、腎臓などの機能の低下によっても尿量は増加する傾向にあります。
腎臓には、尿を排出するという機能の他に、体内の血液や水分、ホルモンなどで体内の環境をバランスよく調整する働きもあります。
そのため、腎臓に異常が起こると尿量や尿の色、体のむくみなどに変化が現われます。

腎臓そのものの病気には腎炎や腎結石、腎臓がんなどがあります。
腎臓の異常はこれらの病気のほかに、高血圧や糖尿病などの生活習慣病とも密接な関係があるため、腎臓の調子には注意を払っておく必要があります。
しかし、腎臓障害の変化はなかなか自覚症状が出にくいため気づかぬうちに病状が進行している場合もあります。

自分たちでチェックできる小さな変化もありますので日頃より腎臓からのサインを見落とさないように気を付けましょう。
そのサインで分かりやすいのは尿の色の変化です。
腎臓のろ過機能が低下するとタンパク質が尿に出る場合があります。
すると、尿の色が濁ったり泡立ちが目立つようになります。
また、褐色や色の濃い色の尿が出た場合には、膀胱や尿道に出血があることが考えられ急性腎炎などの可能性があります。
尿の色の変化は普段から気を付けていると気づくことができます。
尿の回数が増え、尿の色に変化が現われたら腎臓からの何らかのサインの可能性がありますので見落とさないように心がけましょう。

早朝・夜間での頻尿になる理由について

夜間や早朝に尿の量が多すぎたり、トイレの回数が多すぎたりすることは、膀胱に尿が溜められないことが原因で起こります。
膀胱に尿が溜められなくなることには加齢も関係しますが、他にも寝る前に水分を摂り過ぎていることや様々な病気が潜んでいるサインでもあるため注意が必要です。

一般的に中高年になるとトイレに近くなる人が増えます。
寒い時期などは特に回数が増え悩む人が増えます。
1日に10回以上の回数の排尿がある人は病気が原因とされる頻尿の可能性があります。
そのため血液中の老廃物をろ過し尿として排出する腎臓障害を疑う必要があります。

腎臓障害になる原因には高血圧や糖尿病などの生活習慣病が考えられます。
早朝や夜間に、尿量やトイレの回数が増える病気の可能性として高血圧が考えられます。
特に、高血圧と腎臓には密接な関係があります。
腎臓には、老廃物をろ過して尿として排出する他に、血液中の塩分を調節する働きがあるため、1日における塩分の量の摂りすぎは、それを処理する腎臓機能の低下を招きやすくなります。

腎臓機能が低下すると、体内の塩分や水分のバランスを上手に調節することが難しくなり、血圧を調節するホルモンの分泌が減ってしまいます。
そのため、血圧が上昇する症状が出てしまうケースが見られます。
特に夜間に血圧を上げるホルモンを分泌して塩分と水分を排出しようとするため、塩分を摂りすぎた場合には、排出する塩分や水分の量が増えトイレの回数が増えてしまいます。
この腎臓の働きにより、夜間から早朝にかけて血圧が上昇し、尿量も増えてしまうため頻尿になると考えられます。

今すぐできる対策としては、寝る前の水分量を減らす必要があります。
コーヒーやお茶ななどに含まれるカフェインは利尿作用がありますので、夕方以降のカフェインの摂取量に気を付けましょう。
寝る前のアルコールの摂りすぎは、尿を出すことを抑えるホルモンの分泌を抑制してしまうため頻尿になる可能性があります。
これらの対策を行っても頻尿の症状が改善しない場合には、何らかの病気が潜んでいる可能でいもあります。
その場合は病院での検査をおすすめします。