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頻尿対策のあれこれを学ぶ

いちど頻尿になると就寝時にも頻繁にトイレに行かなくてはならず睡眠の質を低下させますし、日中もトイレが不安で外出が億劫になり、生活の質を低下させます。
その原因は加齢以外にも複数あり、その一つとしてまず過活動膀胱という病気が挙げられます。
膀胱の筋肉の収縮にはアセチルコリンという神経伝達物質が関与しているのですが、この物質が分泌異常を起こすと膀胱が過剰に反応し、頻繁に尿意を催すことになってしまいます。

他の原因としては単純性膀胱炎も考えられます。
これにかかるのはほとんどが女性で、尿道から大腸菌などが膀胱に入って炎症を起こすため頻繁にお手洗いに行かなければならなくなります。
頻尿以外にも残尿感や下腹部の痛みで患者を悩ませます。

さらに別の原因としては、尿路結石よって頻尿が引き起こされている可能性も考えられます。
尿路結石とは腎臓から尿道までの間の管に結石ができることです。
中でも膀胱結石になり、膀胱を刺激した場合には排尿時痛や頻尿などの膀胱炎に似た症状を引き起こします。

病気はしかるべき方法で治療すべきですが、加齢による頻尿対策には膀胱訓練が有効です。
膀胱訓練とは尿を我慢するプラン立てて実行し、膀胱に貯められる尿の量を段階的に増やしていくトレーニングです。
これにより徐々にトイレに行く回数が減少してきます。
そして骨盤底筋体操も頻尿対策に効果的で、これは骨盤の下部にある筋肉を鍛えて感覚を取り戻すトレーニングです。
ただし骨盤底筋体操に向いていない人として、膝や腰などの関節に疾患や痛みがある人が挙げられますので行わないでください。

骨盤ゆらし体操では、正座をして胸の前で腕を組み、正座を崩す形でお尻を片方ずつ左右にゆらして床につけます。
揺らすときには下部にある筋肉を意識します。

骨盤はさみトレーニングでは、膝を少し曲げて立ち、膝の間にクッションを挟みます。
そこから内ももに力を入れながら腰を丸めたりそらしたり繰り返します。
このトレーニングは骨盤下部の筋肉とりわけ股関節に近い部分の筋肉を刺激するものです。

膀胱訓練が向いていない人について

膀胱が勝手に収縮することによる尿意切迫感により何度もトイレに行きたくなる症状に頻尿があり、「アセチルコリン(副交感神経を興奮させる神経伝達物質)」が排尿に関与しており膀胱に多く存在する「ムスカリン受容体」に働きかけることによって膀胱が収縮して尿意が感覚として起きる仕組みです。
これらを利用した頻尿の薬に抗コリン薬(ベシケアなど)がありこれがムスカリン受容体にくっつくことでアセチルコリンの働きを鈍らせて膀胱の収縮を抑えて頻尿を改善すると言った効果があります。

薬以外の頻尿対策として膀胱訓練を骨盤底筋体操を行う場合向き不向きがあり神経質にトイレに行くような癖があると言った過活動膀胱の場合はこれらを行うのに向いており、一方向いていない人は膀胱炎や膀胱結石と言った疾患があるケースです。
訓練や体操以外にカフェインやアルコールなど利尿作用を高める飲み物や水分の全体的な摂取量を制限して排尿量を調整することも頻尿対策として薦められるやり方とされます。

過活動膀胱はストレスや冷え以外に食事の影響もあり、膀胱の粘膜に刺激を与え尿漏れや頻尿の引き金になることもあります。
刺激しやすい代表的な食べ物はトウガラシやワサビなどの辛味の強い香辛料やミカンやグレープフルーツや酢の物と言った酸味が強い食品で、チラミンというアミノ酸が含まれているチーズやチョコレートやチロシンというアミノ酸が含まれている納豆やグルタミン酸を含むうま味調味料も膀胱を刺激する食べ物になります。

ただし食べ物による刺激は個人差があるので、実際に食べてみて急に強い尿意が現れなければ控える必要はありません。
逆に頻尿に効果がある食べ物は筋肉の動きを正常にしたりコントロールしたりするマグネシウムが含まれる大豆製品(豆味噌、納豆、油揚げなど)、魚介類(なまこ、しらす、いわし、いくら、貝など)、海藻(のり、あおさ、わかめ、ひじき、こんぶなど)などの食品です。

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