白い錠剤の瓶
  • ホーム
  • 頻尿は糖尿病からもなるので注意

頻尿は糖尿病からもなるので注意

尿のためにトイレに立つ回数が多いことを、頻尿といいます。
この頻尿というのは、色々な病気の自覚症状として現れることが多いものです。
脳や脊髄などの病気で、尿のコントロールができなくなるのも一因ですし、その他には前立腺肥大症や膀胱炎などが原因ということもあります。
またがんによるものや、心因性のものが原因で頻尿になってしまうということもあります。

糖尿病の場合も、この頻尿が自覚症状として現れます。
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度が高い状態が長く続く病気で、このような状態のことを高血糖といいます。
血糖値が高い状態が続くということは、そもそも血糖値を調整する仕組みがうまく行っていないということです。
血液中の血糖値が上がるのは、主に食事をした時です。
しかし血糖値はそのままではなく、体内で分泌されるインスリンという物質によって、適度に調整されることになります。
ただし何かでこのインスリンの働きが悪くなると、血糖値は調整されず高いままとなってしまいます。

この状態が糖尿病ですが、初期のうちはさほど自覚症状はありません。
しかしそのうち喉の渇き、倦怠感、頻尿などがしばしば起こるようになります。
また血管や内臓に影響するようになり、網膜症、腎症、神経障害などの症状が見られるようになります。

この糖尿病には2つの種類があります。
1つは1型糖尿病で、インスリンを分泌する膵臓内のランゲルハンス島が機能不全になるために起こります。
子供の頃に発症する人が多いのですが、大人になってから罹ることもあります。

もう1つは2型糖尿病で、いわゆる生活習慣病としての糖尿病のことです。
原因としては体質もありますし、食べ過ぎ運動不足、ストレス、飲酒やストレスなどによって起こることもあります。
日本ではこの2型糖尿病に罹る人の方が、1型よりも圧倒的に多いです。
それから女性の場合は、妊娠が元となって起こるものもあります。
こういうのを妊娠糖尿病と呼んでいます。

糖尿病で頻尿トラブルが起きたら症状が進行している

しかしなぜ糖尿病で頻尿が起こるのでしょうか。
血液中のブドウ糖の濃度が高い状態が長く続くと、血液はねばねばした状態になります。
この状態を改善しようとして、体内の水分が多く使われるため、水分が不足して喉の渇きを訴えることになるのです。
このため水分を必要以上に多く摂取してしまい、その結果トイレに立つ回数が多くなります。
これが頻尿の原因の1つです。
もう1つの理由として考えられるのが神経障害です。
糖尿病が進行するにつれて神経障害が起きやすくなり、そのため排尿に関係のある末梢神経に障害が起こります。
末梢神経が排尿をコントロールできなくなるので、頻尿となるわけです。

ですから頻尿があまり多い場合は、糖尿病の症状もかなり進んでいるといえます。
そのようになる前に早めに医療機関に行き、治療を行うようにしたいものです。
特に足先や足の裏に痛みやしびれがあり、しかもかなり痛みが強くなっている場合は、かなり症状が進んでいる可能性が高いです。
痛みやしびれの他にも下痢や便秘、発汗異常などの症状が出ることもあります。

糖尿病を早めに発見する方法としては、まず定期検診を受けることです。
それから頻尿以外にも喉の渇き、あるいは疲労感などを頻繁に覚える時には、病院の糖尿病外来や胃腸科を受診して、検査を受けるようにしましょう。

そして2型の場合は特に、糖尿病にならないよう普段の生活に気をつけましょう。
偏食をしないとか食べ過ぎない、お酒やタバコの量を減らすなどといったことに加え、普段から軽い運動をしてストレスをためないようにしましょう。
2型の場合は、1型のようなインスリン注射は必ずしも必要なく、適切な食事と運動、そして薬とで症状を改善することができます。

サイト内検索
人気記事一覧